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ハモコミ通信2019 3月号

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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。

 


 

◎先輩の仕事ぶり

 

 Aさんは社内の配置転換で、ある先輩と同じ部門に異動になりました。

 一緒に仕事をしているうちに、気がついたことがありました。

 先輩が周囲と交わす会話の中で、よく出てくる言葉が「助けてください」「教えてください」です。

 礼節を踏まえつつも、それを愛嬌たっぷりに言います。

 一段落すると「よくわかりました。ありがとうございます」とお礼を言い、その後は猛烈に仕事に励んで、成果を上げていくのでした。

 そうした姿を見たAさんは、先輩の率直さと謙虚さ、周囲の助けに感謝しながら仕事を進めることの大切さを学び、自分もこの部署で先輩の良いところを吸収しようと目標を定めたのでした。

 「できる人」と言われる人は、必ずしも「何でも知っている(知識や経験が豊富)」「何でもできる(技術がある)」というタイプばかりではありません。

 互いに助け合い、教え合うことで、組織は成り立っています。

 まず自分から、相乗効果を上げるような働きをしていきたいものです。

 

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<コメント>

 

 Aさんの気づきの感度とその質、いいですね。

 同じように先輩の仕事ぶりを見ている人でも、何も感じなかったり、まったく違う感想を述べる人もいると思います。

 何より、批判的でなく、良いものはどんどん吸収しようという意欲も素晴らしいです。こういう人は間違いなく伸びますね。

 コンピテンシー、ベンチマークなどというむずかしい言葉を使うまでもなく、良いものは謙虚な姿勢で学んでいけばいいと思います。

 先日TTPという言葉を知りました。良いものはT(徹底)T(的に)P(パクる)だそうです(笑)。

 ボーっと仕事をしてるとチコちゃんに叱られます(笑)。

 


 

◎希望の風に乗って

 

 昨今の卒業式で多く歌われている「旅立ちの日に」の誕生秘話です。

 1988年、埼玉県秩父市立影森中学校に赴任した小嶋登校長は、生徒たちが、校歌すらまともに歌わない姿に愕然(がくぜん)としました。

 赴任の挨拶で「歌声の響く学校を目指そう」と述べ、校内で合唱の機会を増やしていきました。

 音楽科の坂本浩美先生の協力もあり、粘り強く努力を続けていくと、最初は抵抗していた生徒たちも、歌う楽しさに気づくようになっていったのです。

 1991年、《 卒業生に何かを贈りたい 》という思いから、小嶋校長の詞に坂本先生が曲をつけ、完成したのが「旅立ちの日に」でした。

 この歌が同校の「3年生を送る会」でサプライズとして披露され、後に全国に普及していったのです。

 「学校を良くしたい」「生徒たちに幸せになってほしい」という強い思いと、それを支える伴奏者。そのどちらが欠けても、生まれなかった名曲でしょう。

 世に広く親しまれ、長く愛されるような作品や製品が生まれる背景には、こうした《 二人三脚 》の誕生秘話が潜(ひそ)んでいるかもしれません。

 

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<コメント>

 

 現状に甘んじず、純粋な気持ちと粘り強い努力とそれを支えてくれる人の存在で成し得たプロジェクト。

 ステキな誕生秘話に、自分もがんばるぞ、と励まされました。同時に、すでにたくさんの人たちに支えられて今があることも、改めて感じ入りました。

 


 

2019.03.01:[事務局ノート]

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