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ハモコミ通信2019 6月号

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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。

 


 

◎ミスの対応

「人間の価値は、絶望的な敗北に直面して、いかにふるまうかにかかっている」

 これは、キューバの老漁師を描いた小説『 老人と海 』が評価され、ノーベル文学賞を受賞した、アメリカのアーネスト・ヘミングウェイの言葉です。

 4月に人事異動で商品管理部に配属されたK氏は、伝票の記入ミスで、倍の商品を発注してしまいました。

 送られてきた大量の商品を前に、事情を説明し、発注先に返品をお願いしましたが、受け入れてもらえませんでした。

 困り果てたK氏でしたが、「自分のミスだから責任をもって販売しよう」と腹を決め、自ら営業に奔走(ほんそう)しはじめました。

 すると、それまで静観していた同僚が手伝いはじめ、周囲の協力を得て完売に漕ぎ着けたのです。

 困難なことに遭遇した時は、迷い悩むものです。それを乗り切るには、まず、前向きな決心をすることです。

 それによって肯定的な発想が生まれ、行動する力が漲(みなぎ)ってきます。

 難問にぶつかった時に「いかにふるまうか」が重要なのです。過ぎたことに思い煩(わずら)いすぎず、前に向かって進んでいきましょう。

 

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<コメント>

 まず前向きな決心。極端な話、それができたら結果は必ずついてくる、っていう感覚があります。

 ところが人の心は弱いので、決心の前にあれこれマイナス要因を考えすぎて、中途半端なニセ決心をしてしまったりするものです自戒の念を込めて。

 やるぞ!とヤル気は出すが本気を出さない、というやつです。これではものごとが進んでいきませんね。そこそこの結果に甘んじたりします。

 思い煩いはNGと心得て、腹を決めてやり抜きましょう。最終的には周囲の協力あってこその達成ではありますが、それを引き寄せるのは本人の気迫ですね。

 


 

◎きっと大丈夫

 日本では古くから、言葉には不思議な力があると考えられていました。その力を「言霊(ことだま)」と言っていました。

 美容師のAさんの元に、担当したお客様から不満の手紙が届きました。休日に《 どうしたらいいのか 》と悩みながら、その手紙を手に近所の公園に行きました。

 手紙を読み返すと、悔しい気持ちでいっぱいになり、涙が溢(あふ)れ出てきたのです。

《もう辞めたいな 》と考えていた時、目の前で、自転車に乗っていた女の子が、転びました。

「大丈夫?」と声をかけると、 「痛いけど 、大丈夫、絶対に乗れるようになるんだもん」と言って、また乗り始めたのです。

 Aさんも幼い頃、何度も転びながら「 大丈夫。必ずうまくできる」と声に出してみると、不思議と力が湧いてきたのです。

 努力とは反復です。繰り返し続けることは物事を突破することへの最短距離です。

 苦難は前進の糧(かて)と捉えて、「きっと大丈夫」と一歩を踏み出しましょう。

 

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<コメント>

 神様が女の子に化けて力を与えてくれた、という感じですね。こういうことっていっぱいあると思います。

 心澄ませてみると、自分の周りを過ぎていく出来事は、実は、いろいろなことを教えてくれている先生だ、と受け取ることもできそうです。

 そして単に気づいておしまいではなく、このコラムのように言葉に出してみると効果倍増です。

 一休禅師の「心配するな。何とかなる!」という言葉も、声に出すと自分を励ます力になりますよ。

 


 

2019.05.29:[事務局ノート]

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