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泉州タオルの工場

泉州タオルの工場:画像

蒸し暑い日が続きます。

6月下旬から急激に暑くなった山形、そして週末はずっと雨模様のためジメジメしています。

こういうときはタオルが欠かせないですよね。


タオルは”匁(もんめ)”という全体の糸を使用した重さで価格が決まってきます。

日帰り温泉や、旅館などで自分用に使用するタオルは140〜160匁。

薄手であまりパイルが長くないほうが使いやすいのですが、肌に触れたとき、ザラッとした感触があります。
長らく使い続けるというより、数回使用して雑巾になるようなものです。


関東より北でよく用いられる、粗品や御年始で使用するタオル。

これは180匁〜230匁程度。パイルの毛足もそこそこ長め。
少しソフトな感じがしますが、やっぱり粗品ということですが、実は用途は一番多いかもしれません。

ソフト加工や、名入れをするための平地をつけたりしますが、タオルって織ったあと漂白をするって知ってましたか?


元々の綿糸の色は、黄色身がかかった白。クリーム色のようなものでしょうか?

そして、ザラッと硬い素材を薬剤を使用し、ふわっと白いものにかえます。


前置きが長くなりましたが、今治(愛媛県)に続き、泉州(大阪府)のタオル工場にいってまいりました。


ものができるまでって本当に興味があり、出来上がるまでの行程を見ているとその製品を大事にお客様に届けよう、そういう意識がうまれます。


高速織機で縦、下、そしてパイルになる部分が織られていました。

1日に600枚程度織ることができる機械、その後漂白⇒加工(カット四方縫い付け)⇒納品と進みます。

大量で用途幅の広い泉州の名入れタオル、そして特殊加工で柄を出す今治のジャガードタオル、

産地によって様々なタオル作ってみませんか?

どんなデザインでもタオルにできるものであれば承ります。

2012.07.06:[寺島俊一郎|出張にて]

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