平成23年 全国新酒鑑評会 金賞受賞のお知らせ
独立行政法人 酒類総合研究所が主宰する「平成23年 全国新酒鑑評会」の結果が5月20日に発表され、米鶴は金賞を頂きました。
当社は今年で4年連続、通算で29回目の金賞受賞となります。
この場を借りまして、日頃の皆様のご愛顧に深く感謝申し上げます。
■当社杜氏よりご挨拶
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お陰様で米鶴は今年も金賞を受賞することができました。
これもひとえにご愛飲いただいているみなさんのご支援の賜物と、感謝申し上げます。
さる5月25日に、広島県東広島市で「全国新酒鑑評会製造技術研究会」が開催され、出品酒をきき酒してきました。
今回は、仙台空港が東日本大震災で発生した津波により被害を受けたため仙台-広島便が無く、山形空港から羽田経由で広島入りとなりました。
会場では、朝の9時半から午後の2時半頃までお酒を見つづけました。
やはり最初に自分の酒を見なければということで、山形、福島の列からスタートしました。
仙台局と大阪局は他局の倍の4列になっていました。
1,400人ほどの来場者があるので、人気のある局は行列になり30分ほど待たなければなりません。
ここでのきき酒の流れは、
・プラコップにスポイトで酒を取る
・上立ちの香りをかぐ
・口に含んですすって味を確認
・はき缶に酒を吐き出し、酒のコメントを記入する
という手順を繰り返していくものになります。
500点くらいは見るので、1点につき10秒くらいで見ていきます。ゆっくり、じっくりとはいかないのです。
コメントも「きれい、ふくみ、やわ、きれ」のように短く記入していきます。
今年の酒は全体的に「軽快でやわらかい酒」が多かったようです。
米鶴の酒はやわらかく、切れもあり金賞に値する酒でした。
今年の苦労が報われ、本当にほっとしました。
昨夏の猛暑で米が非常に硬くて溶け難く、今年の造りは溶かすことで頭がいっぱいでした。
そんな中、山田錦は他の酒米とは違い、溶かしに掛かったら溶けすぎてしまったのです。
怪我の功名というか、溶かしすぎていい味わいになったということです。
毎年米は変わるので、「造りは毎年が1年生」だということを改めて実感しました。
さて、今年は宮城県がすごかったんです。
震災の被害をかなり受けたにも関わらず、20蔵が出品して17蔵が金賞という快挙です。
これは神がかっているとしか思えない数字です。震災復興につながる明るい話題でもありますね。
米鶴は、来年には「5年連続金賞受賞」が懸かっています。
さらなる精進をしなければなりません。
今後とも、みなさんのご支援よろしくお願いいたします。
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なお、今年の金賞受賞酒である「米鶴 大吟醸 巨匠」が、6月6日に発売開始となりました。
厳しい審査を潜り抜けた受賞酒を、ぜひご賞味下さい。
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